「税の作文」書き方のヒント
まえがき
まず、作文を書く上で大切なのは「@何についてAどう思うか」をはっきりさせることです。
@ 「何について」とは、内容のこと。
内容は、「税について」に決まっている。それ以外にないです。
A 「どう思うか」はつまり、自分の意見。
しかし実は、これも決まってしまっているのです。
本来ならば、文章とは自由に何でも書いていいものなのだけれども、
今回は「東京都主税局」が募集している作文です。
「税金は、大切だ」という、税に対して賛成の立場で書く以外には、ないのです。
税金なんて必要ない、という立場は、ありえない。
つまり、
「こんなことがあった、だから税金は大切だと思う」
「こういうことがある、だから税金は大事につかうべきだ」
という結論になるしかない、ということです。  
全体の構成をかんがえる
具体的な流れとして、
一般的な文章パターンとしては、
「起承転結」「序破急」「序論・本論・結論」
などの文章パターンがありますが、
ぼくは以下のパターンをすすめます。
段落構成
@ 話題
 税のどんな面についてのことを作文に書くのか、を書く。
この段落をわかりやすくまとめるためには、
「税は必要なのだろうか」
「税金は本当に役立っているのだろうか」
などと、疑問の形で問題を提起すること。
疑問の形にすることによって、何を問題として作文を書くのかが明確になるし、
その質問に対する自分の結論を書くことによって自分の意見をはっきりすることができる。
 ただ思ったことを書いただけでは、まとまりのない文章になってしまう。
たとえば、「税は必要なのだろうか」と疑問を示して、
最後に、「やはり税は必要だ」と答えを書くことで、
主張の通ったすっきりした流れの作文になります。
「〜〜だろうか?」という疑問に「〜〜である」という答え。
これが論文の型です。

A 体験
 話題をうけて、自分の体験や調べたことなどを書く。
「こんなことがあって、税に興味を持った」
「税金について調べてみると、こんなことがわかった」
なんとなく書き始めて、とりあえず書き終えました、というのではなく、
ゴールを設定してそれに合ったネタを並べるのがコツです。
自分の体験やニュースで見たことなど具体例を書いて、
「だから〜〜だと思う」というように書く。
もちろん、体験とはいっても事実そのままである必要はない。
ウソもオッケー、誇張も歓迎。
自分の都合もいいようにでっちあげましょう。

B 意見
 話題をうけて、自分の意見を書く。
基本的な形としては、
「〜〜だという人がいる。たしかにそれは〜〜だ。しかし、……だ」という形。

重要なことは、
はじめに「〜〜だという人がいる」と一般的な意見を書く。
自分の結論とはちがう意見も書いて、あとから
「それではいけない」と否定する形にする。

まず反対意見を書いて、「そう言う人もいるが、本当は……だ」と書くことで、
「はばひろい物の見方をして、こういう結論になったのだね」
という気になる。
いかにも深い意見という気がしてくる。
だから、前に書くのはちょっと駄目な発想であるほうがよい。
そして、「実はこうなのだ」とあとから書く。

C 結論
最後に自分の結論を書いて、作文をまとめる。
結論は短く、三行くらいにまとめるのがよい。

次に、各部でよく使われる表現や、こんなことを書いたらいいんじゃないかな
というネタを書きます。
参考にしながら、自分が書くことを考えてみてください。
@ 話題
@ 話題 … いちばんはじめに、とっかかりをつくる。
 自分と税というのは関係のうすいものなので、
自分と税金を結びつけるような書き出しがいい。
この導入部は、いろんなバリエーションがあって、頭をひねるところです。
作文を書く上でいちばん大切なのはここで、
「ほうほう、ふむふむ」「なにそれ?」「で、何の話?」
と読む人の興味をひくことができたらしめたもん。
お笑いに「ツカミはオッケー」という言葉がありますが、作文でもツカミは大事です。

 作文に書きやすそうな例を書いてみます。
この中で、ちょっとでも心にひっかかるものがあれば、
それをきっかけにして内容を考えてみてください。

○ 消費税をいつも払っている。いったい何につかわれているのだろうか。
○ 消費税が今度増税されるらしい。
(それでは困ると書いて、あとから「それも仕方ない」と書く)
○ 社会の授業で、さまざまな税金があることをしった。
○ 財布を落としたら、交番に届けられていた。
(ほかにゴミ処理、郵便、災害救助などの公共サービス。すべて税で成り立っている)
○ 「税金は万人に公平でなければならない」という。
しかし累進課税制度というのは公平ではない。
(納めるときには不公平、つかうときには公平に)
○ 新潟・福井の水害のときに救助隊が出動。
○ 税について図書館で調べた。その図書館も税で成り立っている。
○ ニュースで税金が無駄につかわれているときいた。
○ なぜ5%もの消費税を納めなければならないのか。
○ 現在の消費税5%は、外国に比べれば低い。
(高齢者の環境が充実しているスウェーデンでは、25パーセントもある)
○ 学校にクーラーがはいった。(それも税金)
○ 「この施設は〜税によって建てられました」という看板があった。
○ 先日、お祭りにいった。その公園も税金でまもられている。
○ 私の父は公務員。
○ 私の祖父は年金で暮らしている。
○ 税金といえば、消費税しか思いつかない。
そこで私はほかにどんな税があるのか調べてみた。
(と、以下いろんな税のことを書いて字数稼ぐ)
○ 国民の義務といえば、勤労、教育、納税である。
それらはどのように結びついているのだろうか。(たぶんこれ書きやすい)
○ K−1の石井和義館長が脱税で捕まった。
○ 無駄な公共事業(長良川、川辺川の河口堰など)がある。
○ 小泉純一郎が貰える年金は月に50万円。
○ 学校に行くのに、教科書のお金も税金で払われている。
(教育を受けるために税金がつかわれている)
○ 現在、日本には700兆円ほどの借金がある。
○ 国の収入の半分は税金だ。
○ 東京都公立中学校の生徒1人あたりの3年間公費負担額は約381万6000円。
○ 税が何につかわれるのかよく知らなかった。知ろうと思う。
(なんて反省してみるのも有効)
○ たかだか5%で意味があるのか。
(現在消費税の税収は約10兆円。1%増えれば単純計算で2兆円の増収になる)
○ 日本は、高齢化が進んで、社会保障の費用が増えていく。
二〇〇〇年には、六十五歳以上の高齢者一人を三・六人で支えていたのに対し、二〇四〇年には一・六人で支えることになる。
○ 江戸時代の年貢は、とられるだけだったが、税金は結局自分のためにもなる。

 基本的な流れは、「税について、〜〜を知った(考えた)。
そしてわたしはこう思った」という形になります。
そして、
「なぜ〜〜だろうか」
「どのようにして〜〜するべきだろうか」
「本当に〜〜だろうか」
というように、疑問の形にする。

A 体験
A 体験  … 「こんなことがあった」
 この段落は具体例を書く段落なので、
@で書いたことを自分の体験や見聞きしたことを通してわかりやすく説明して、伝えることが大事です。
 実感が持てるような、自分の身の周りの出来事を探して、それを書く。
 自分が経験したこと、自分が新聞やニュースで見たこと、
 どうしてもなければ、創作でもかまいません。
 うそでも、「こんなことがあった」という実体験の形で書くこと。
 基本的には、あとで書く自分の意見につながるような例を考えて書く。
 最後に「だから、〜〜だ」とつなげます。
 ここでしっかり材料が集まったかどうかで、
 作文のデキが違ってくるので、気合入れましょう。
B 意見
B 意見 … 「わたしはこう思う」
 自分の意見を書くときに注意するのは、税金には「払うもの」と「つかうもの」という二つの面があることに着目すること。
 ふつうに暮らしていると、消費税などで税金を払うことだけに注意がいってしまうが、じつはその税金は身の回りのさまざまなことにつかわれているのだということに気を向けてやると、主張に厚みが出てきて、ちょっとがんばった作文になる。
 このB意見 の部分は、あまりバリエーションないです。
 なぜなら、「税金は大事だ」という結論にもっていくしかないので、意見もその方向でしか展開できないから。
○ 税金を払うことは大事だが、それをどうつかうかも大事だ。
○ 税金は、国に納めているのではなく、自分自身に納めている。
○ 税金は納めるだけでなく、わたしたちを助けてくれる。
○ 消費税増税に反対する人がいるが、やはり必要だ。
○ 健康なものには実感できないが、老人や障害者のためにも、税金は必要だ。
○ 少子・高齢化社会では助け合いの精神が必要。
○ 自分にはできない公共サービスをするためにも税は必要。
○ 汚職などのニュースをきくと否定的になるが、よいことにつかわれている税もある。
○ 高くても税金を払わなければならない。
○ 税にはちゃんと意味があるのだ。
○ 税とどうつきあっていくかを考える必要がある。
○ 税が何につかわれているのか、理解して税を納めることが大事だ。
○ 税金を払うとは、社会に貢献することである。
○ 親の払った税金がわたしを支えている、私の払う税金はわたしの子を支えることになるのだ。
○ わたしたちが思う普通の暮らしは、実は普通ではない。
○ 税金は貯金箱だ。「盗られる」のではなく、「一回集められて、私たちに返ってくるもの」だと私は思いました。税は身近にあるべきものです。
○ 消費税の引き上げはやむをえない。
○ 今までは消費税を払うのが嫌だったが、これからは誇りに思いたい。
○ 国民の三大義務を果たすことは、わたしたちの権利を守ることにつながる。

 ここでよくつかわれるのは「なたもだ」というやつで、
 自分の意見を述べたあとに、
【な:なぜなら、た:たとえば、も:もしも、だ:だから】
 という四つの接続詞をつかってみるといいです。
 困ったら、「なぜなら〜〜」「たとえば〜〜」「もしも〜〜」「だから〜〜」
 とつなげてみて、そのあとを考える。
 こう書いて文をつなぐことによって、説得力のある作文になるし、
 無理なく字数を稼げます。
 困ったら「なたもだ」で字数を稼いどけ。
C 結論
C 結論
 ここは、基本的には、「だから、税金は必要だと思う」という方向以外の結論はありません。
 どうしても冒険したい人以外は、そうしてください。
 具体的にまとめの例を書くと、こんな感じに。
○ 私達もいずれ大人になり、働き手となる。
 明日の良き納税者となるためにも、今から税への正しい認識を深めていこう。
○ 一人一人が納めた税金は形を変え、ゆとりのある豊かな社会を支え、
 またそれに自分自身も支えられている。
 私も将来納税者になりますが、このことを忘れないでいたい。
○ 税は決して他人事ではない。
 未来を支えていく私達は、これからはしっかりと税の使われ方も見守りながら、
 未来を考えていかなければならない。
○ 国民一人一人が、税についての理解をより深め、正しく理解し、きちんと納税の義務を果す。
 その一方で、自分たちが支払った税金がどのように使われたのかを知ることが重要になってくる。
○ 私たちはいつでも、税にささえられています。
 警察や消防に守られ、道路や街灯の整備によって更に快適な環境となります。
 学校で勉強ができることも税がなくてはできません。
 税に感謝して、私達もやがて子供のために納税をするのだ。
 とかね。(^ー゜)b
メモ作り
原稿用紙に書き出す前に、書く内容をメモしてみましょう。
@話題、A体験、B意見、C結論、というように分けて書き出してみると、全体の構成がわかりやすい。
たとえば、こんな感じ
@ もしも税金がなかったら、どうなってしまうのだろうか。
A 税金がなくても、自分のことは自分でするという人がいる。たしかに、自分で働いて住むところや食べるものを買えばよい。しかし、それではさまざまな公共サービスが成り立たなくなってしまう。

B たとえば、郵便局や警察、消防署などの公共サービスは税金がなければなくなってしまう。わたしたちの暮らしをささえるものは、税金で成り立っている。
C 社会全体のためにも、またわたしたち自身のためにも、税金は必要だ。

@ 消費税が10パーセントに引き上げられるという。本当に必要か。
A テレビで脱税する政治家や、公費で豪遊する公務員の姿を知った。税金がそんなことにつかわれるのなら、納めたくない。
B たしかにニュースでそんな場面を見ることもあるが、自分の身の回りのも学校や図書館、道路など、税金が有益につかわれている例はある。それらのことにも目を向けなければならない。
C 税金を納め、またそれが何につかわれているのか、社会に関心を持つことが大事だ。

@ 消費税は、たったの5%である。それが意味あるのか。
A 先日、ボランティアで募金活動をした。なかなか集まらず、小学生の子が10円玉を入れてくれても、「10円じゃなぁ・・・」と思ってしまった。しかしお金を数えてみると、思ったよりもたくさんのお金になった。
B 消費税もすこしに思えるが、全体としてみれば大きなものになる。一年間で10兆円ほどにもなるという。そして、そのお金がわたしたちの生活を支えるためにつかわれているのだ。
C これからは、誇りを持って税金を納めようと思う。
もうちょっとくわしくメモをつくると、こんな感じ
@ニュースで増税について話していました。消費税も今の5%よりもっと上がるとのことです。なぜ増税する必要があるのか、本当に必要なのか、考えてみました。

A私は一人っ子で、両親と七十才になる祖父母と暮らしています。少子・高齢化という言葉がそのまま当てはまる家族です。私は両親と祖父母には元気で長生きしてほしいと思いますし、これからも充実した生活を送って貰いたいと願っています。でもやがて両親が高齢者になったら、私一人の力で両親と祖父母の生活を支えることは難しいと思います。
そんな私の不安と、今の日本の状況は似ていると思います。

B現在、日本は少子・高齢化という大きな問題を抱えています。日本人の平均寿命はここ30年間で約10歳も延び、今では世界一の長寿国となりました。その一方、将来の働き手となる子どもの出生率は急激に低下しています。このままでは10年後には国民の4人に1人が65歳以上の高齢者となり、いままでは5人で1人の高齢者を支えていたのが、これからは3人で1人の高齢者を支えていかなければならなくなる計算になります。少子・高齢化はますます深刻な問題に進展していってしまいます。

Cより豊かな未来に希望を託す為にも国民一人ひとりが正しい税金の理解を深め、お年寄りや弱者が税金の恩恵を身を持って感じる事が出来る税金が生かされた社会になればと思います。そして、それが実現される様に私も、もっともっと勉強して国を支える力になりたいと思います。


@作文を書くために税金についてしらべました。消費税、自動車税、相続税、住民税、いろいろと税金を集めています。いったい、税金は何につかわれているのでしょうか。

A夏休みに税金のことをしらべるために友人と図書館に行きました。帰りに友人と食事をして、コンビニで買い物をして、好きなアーティストのCDを買いました。すると友人が「かずはのお父さん、公務員だったよね。お給料は税金から支払われているんだね」と言いました。
私は今まで意識したことはありませんでしたが、私たち家族が暮らすためのお金は、みんなが払った税金から出ているのです。さっき友人が払った10円、20円という消費税や、みんなの払うさまざまな税金が集まって、公務員の給料が支払われたり、私たちが利用した図書館を建てたりしているのです。

B2005年度予算でみると、国家公務員約61万5000人の人件費は5兆4410億円に上るそうです。病院や水道事業など地方公営企業を除く地方公務員約246万人の給与関係経費は、22兆7240億円にもなるそうです。
公務員の仕事は警察官や消防官、役所の職員、学校の先生など、どれも大切な仕事です。しかし、警察官に道を聞いてお金をとられたり、学校に通うのに授業料や教科書代は払わなくてもよかったり、私たちは公務員の仕事にお金を払っていません。もしそういったことがすべて有料のサービスだったら、私たちはみんな困ってしまうと思います。だから、税金でみんなにとって必要な仕事をしている人たちの給料を払う仕組みになっているのだと思います。

C今までは税金についてあまり関心がありませんでしたが、これからは自分に身近な問題として考えていきたいと思います。みんなが払った税金を有効に活用していけるよう、全員が意識していかなければならないと思います。

最後に
「とりあえず」、で書いてみよう
 こんな感じに構成すれば、論点のまとまった作文が書けます。
 まず、書き出してしまうことが大事です。
 書く前にあれこれ考えてしまうと、手も止まってしまいます。
 トライ&エラーでいいのです。やってみて、だめだったら直せばいい。
初めから完璧なものを目指さずに、初めは40点の出来でも、手直しをして60点、80点の作文が出来ればそれでいい。
 試しに書いてみて、そしたら益田まで見せにきてください。
 どこを直したらいいか、何を加えたらいいか、アドバイスします。
 とりあえず三千冊くらい本読んで、文章書いて十五年の無駄な経歴を持っていますので、多少はアドバイスできると思います。
 (。-_-)ノ☆・゜::゜ヨロシク♪
参考用 益田の書いた税作文
豊かな生活を作る税金
 私は、この作文を書くにあたり税金について少し調べてみました。
 調べてみて初めて知ったことは、税金には所得税、酒税など、私が予想していたよりも多くの種類があるということです。そして、これらは、国に納める国税と都道府県などに納める地方税に分けられています。国税には、所得税や法人税など、地方税には、都道府県民税や市町村民税などがあります。
 また、所得税や住民税は、納める人の収入によって税率を決めており、公平に課税されています。
 このようなことを調べていくうちに、これらの税金はどのように使われているのか興味を持ったので、調べてみました。
 まず、私たちに今、一番身近なのは教育です。国はこれに歳出全体の約八%、地方財政では約二十%も使っているそうです。中学生一人にすると、年間約九十万円にもなります。私は今まで、税金を身近に感じたことはなかったけれど、こういうところで、私たちを支えてくれていたことに驚きました。
 次に、歳出全体の約十%を占めているのが公共事業関係費です。道路をはじめ、上下水道や公園などの公共施設は、これによってできています。そして、歳出の中で二十五%と大きな割合を占めているのが、社会保障費です。
 今、日本は、高齢化が進んでいます。
 その問題の一つに、社会保障の費用が増えていくということ、費用を負担する働き手が減っているということがあります。二〇〇〇年には、六十五歳以上の高齢者一人を三・六人で支えていたのに対し、二〇四〇年には一・六人で支えることになるそうです。
 福祉先進国のスウェーデンでは毎年、福祉関係の予算が、政治予算の五十%を超えているそうです。
 そのかわり、労働者は給料の約半分を税金として納め、国民負担率は約七十%にもなるそうです。しかし、日本では税金を払っても将来の心配をしなければならないのに対し、スウェーデンでは、これらを払えば将来は安心できるのです。
 どちらとも税金の使い方はちがって、どちらがいいとは分からないけれど、私はやっぱり、税金はより良い使い方をされるのが一番だと思います。この作文を書く中で、私の身近にも税金にかかわるものがたくさんあること、私たちが豊かに生活していくには、税金は欠かせないことが分かりました。
 また、私もいつかは納めなくてはいけない、まだ関係ないのではなくて、これから税金はどうなるのか、どのような使い方が一番良いのか、などきちんと考えてみよう、と思う良いきっかけになりました。
 そして、税金は、みんなに平等で、みんなの生活をより豊かにしてくれるものであつてほしいと思います。
みんなで考えよう、税について
 私は、この作文を書くにあたり税金について少し調べてみました。調べてみて初めて知ったことは、税金には所得税、酒税など、私が予想していたよりも多くの種類があるということです。そして、これらは、国に納める国税と都道府県などに納める地方税に分けられています。国税には、所得税や法人税など、地方税には、都道府県民税や市町村民税などがあります。
 また、所得税や住民税は、納める人の収入によって税金を決めており、公平に課税されています。
 このようなことを調べていくうちに、これらの税金はどのように使われているのか興味を持ったので調べてみました。まず、私たちに今、一番身近なのは教育です。国はこれに歳出全体の約八%、地方財政では約二十%も使っているそうです。中学生一人にすると、年間約九十万円にもなります。私は今まで、税金を身近に感じたことはなかったのですが、こういうところで私たちを支えてくれていたことに驚きました。次に、歳出全体の約十%を占めているのが公共事業関係費です。道路をはじめ、上下水道や公園などの公共施設は、これによってできています。そして、歳出の中で二十五%と大きな割合を占めているのが、社会保障費です。
 今、日本は、高齢化が進んでいます。
 その問題の一つに、社会保障の費用が増えていくということ、費用を負担する働き手が減っているということがあります。二〇〇〇年には、六十五歳以上の高齢者一人を三・六人で支えていたのに対し、二〇四〇年には一・六人で支えることになるそうです。
 福祉先進国のスウェーデンでは毎年、福祉関係の予算が、政治予算の五十%を超えているそうです。
 そのかわり、労働者は給料の約半分を税金として納め、国民負担率は約七十%にもなるそうです。しかし、日本では税金を払っても将来の心配をしなければならないのに対し、スウェーデンでは、これらを払えば将来は安心できるのです。
 どちらとも税金の使い方はちがって、どちらがいいとは分からないけれど、私はやっぱり、税金はより良い使い方をされるのが一番だと思います。この作文を書く中で、私の身近にも税金にかかわるものがたくさんあること、私たちが豊かに生活していくには、税金は欠かせないことが分かりました。
 また、私もいつかは納めなくてはいけない、まだ関係ないのではなくて、これから税金はどうなるのか、どのような使い方が一番良いのか、などきちんと考えてみよう、と思う良いきっかけになりました。
 そして、税金は、みんなに平等で、みんなの生活をより豊かにしてくれるものであつてほしいと思います。

ちりもつもれば
 我々中学生にとって最も身近な税金、それは消費税であろう。今回、税金についての作文を書くにあたり、私がまっさきに思いついたのも、消費税についてだった。
 お店でもコンビニでも、我々が買い物をするときには消費税を払う。以前は百円のものを買うときには、百円を払えばよかったという。日本に消費税が導入されたのは平成元年からである。私は生まれてもいない。
 私にとっての転換期は、平成九年の消費税5%引き上げであった。これは困った。
 当時小学生だった私は、遠足のときに先生が「おやつは315円まで」というのを聞いて「何だと! 309円じゃないのか。6円得したよ」と喜んだものである。しかしそれは空しい喜びだった。消費税が上がったため、遠足のおやつの上限も上がっただけで、我々が手に出来るお菓子はやはり三百円分。その現実は変わらなかった。
 消費税は、たったの5%である。百円のおかしを買って、わずかに五円だ。少ないお小遣いをやりくりする小学生の財布から五円を持っていって、いったい意味があるのだろうか、と小学生の私は思った。
 しかし、ちりも積もれば山となるということを、私は最近身をもって知ったのである。
先日、総合学習の時間にボランティアで募金活動をした。駅前で懸命に声を張り上げ、道行く人に募金をつのったが、なかなか集まらない。渡る世間に鬼はなしというのは間違いが、やっぱり本当は、渡る世間は鬼ばかりじゃないかとため息をついていると、小学生の子私の前で足を止めた。
 その子は募金箱に、ちいさな財布から十円玉を入れてくれた。「ありがとうございます」とっさに笑顔を返した私は、しかし心の中で、「十円じゃなぁ……」と思ってしまった。朝からがんばって、若い人や老人、子供などさまざまな人が募金をしてくれたが、どれも同じようにわずかなお金でしかない。これではあまり集まらないな、と落胆していたのだ。
 しかしボランティア活動が終わり、募金箱の中のお金を数えてみると、思ったよりもたくさんのお金になっていた。私は、十円玉を入れてくれた小学生にはずかしく思った。ひとりひとりの持っているものは小さくても、それが集まれば大きなものになるのだ。
 消費税もすこしのものに思えるが、全体としてみれば大きなものになる。日本全体では一年間で十兆円ほどにもなるという。そして、そのお金がわたしたちの生活を支えるためにつかわれているのだ。
 私も、これからは、誇りを持って税金を納めようと思う。
税は未来のための義務
 今回、税の作文を書くにあたり私は自分の知っていることで税金と関係のありそうなものを思い浮かべてみた。
 たとえば、年貢だ。
 江戸時代、日本の農民は年貢を納めていた。
 それは過酷なものである。五公五民、つまり五割が幕府にとられ、残りの五割が自分の手元に残るのだ。しかしそれはまだいいほうで、中には七公三民という、自分の稼ぎの七割が持っていかれてしまうという地方もあったそうだ。
 これが税金だったらと考えると、ぞっとしてしまう。
 もしも、自分が働いて一万円の収入を得て、その内の七千円が税金として持っていかれてしまうとしたら、私はとても耐えられないだろう。
 しかも、年貢は自分に返ってくることはない。払った年貢はすべて幕府が自分とは関係のないことにつかってしまうのである。
 テレビの時代劇でみる悪代官の手に自分の税金が渡るのだとしたら、私は税金を払うことをためらってしまう。何に使われているか、わかったものではないからである。 今と昔がちがうのは、税金の使い道がわかっている点だ。私たちの払う税金は、道路や図書館、そして私たちが学ぶ学校などを作るために使われている。
 しかも、かつての七公三民などという重税ではなく、今の税制はじつによく考えられた、納得のできるものである。
 所得税は累進課税制度がとられ、収入の多い人はたくさん税金をおさめるようになっている。去年の長者番付を見ると、東京都の男性が四十六億円の年収で十七億円とあった。お小遣い三千円の私は、年収の三万六千円で買い物をしてすべて消費税を払ったとしても、払う税金は二千円ほどである。
 十七億円のことを思えば、二千円がなんだというのか。
 税金は、年貢とちがって払ったぶんだけ自分に返ってくるものだ。
 今でも、かつての悪代官のように税金を無駄に使う警察官や官僚のニュースをたまに見る。もちろん、それはごく一部の例であり、私たちの払った税金はみんなの暮らしを豊かにするためにつかわれている。
 私たちは、自分の払った税金が何につかわれているのかを正しく知り、その上でしっかりと税金を納める必要がある。
 それは、一方的に奪われる年貢ではなく、やがては自分に返ってくるものである。
 自分の暮らす社会を豊かにするために、税金についてもっと知ることが、これからの未来をになっていく私たちの義務だと思う。
 税金は、私たちの暮らしに密接に関わってゆく問題だと思う。
税は縁の下の力持ち
「どうして消費税を払わなきゃならないんだろう」
 消費税はわたしにとって、腹の立つものでしかなかった。
 一回の買い物だと五円とか十円とかの少しのお金だが、それも一年二年と積み重なると何千円になるかわからない。 わたしが生まれてから、今まで払った消費税をぜんぶ足すといったいいくらになるのだろうか。
 五円十円のつもりが、わたしは今までたいへんな金額を払っているのではないだろうか。
 買い物をしたときにレジでもらったレシートの「消費税」の文字をながめながら、わたしはいつもそう思う。わたしにとって税金は「余計にお金がかかるもったいない物」でしか無かった。
 先日、わたしは病院のロビーで母と一緒に自分の番号が呼ばれるのを待っていた。
 会計で「保険証、お持ちですか?」と尋ねられた母は、それを見せてからお金を払っていた。
「保険証って何のためにいるの?」
 わたしはその時初めて、ずっと不思議だったことを母に聞いてみた。病院での毎回のように繰り返される会話が前から気になっていたのだ。
「保険証を見せたら病院での患者さんの治療代の負担が少なくて済むんだよ。税金から残りのお金を負担しているから」
 税金、という言葉にわたしは、はっとした。
 いつも、なぜ消費税なんてあるのだろう、と思っていた疑問の答えは、意外なところにあった。
 こんな身近なところでわたしたち国民が払っている税金が使われているということはわたしにとって驚きだった。買い物をすれば誰もが普通に消費税を払っているけれどそれが巡り巡って、こういった形で人の役に立っているということを、わたしは初めて実感した。
 それからわたしは、税金の使い道をいろいろ調べてみた。
 調べてみると、税金は医療費負担や年金、生活保護費などに約四分の一がつかわれているということがわかった。病気をした人や老人など、困った人のために税金がつかわれているのだとわかった。
 税金はほかにも道路を作ったり公園を作ったりといろいろなことにつかわれているのがわかったけれど、わたしが目をとめたのは「義務教育費」という項目だった。
 わたしたちが毎日勉強をしている学校の校舎や、授業を受けるのに必要な教科書などは、すべて税金によってまかなわれているのだ。国は教育費に歳出全体の約八%、地方財政では約二十%も使っているそうだ。中学生一人にすると、年間約九十万円にもなる。私は今まで、税金を身近に感じたことはなかったけれど、こういうところで、私たちを支えてくれていたことに驚いた。
 今まで、学校がどうやって建てられているかなどということに注意を向けたことはなかった。それでもなんとなく、そう聞いてはいたけれどわたしたちにとってはこれが当たり前の感覚だった。
 友たちと話しをしたり、授業を受けたりする校舎があることも、それに使う教科書も、電気や水道が使えるのにも別に何の疑問も無かった。でもその「当たり前な毎日」を作っているのはわたしたちが支払う「税金」だ。毎日の生活、暮らしの中ではなかなか気がつかないけれど、わたしたちの暮らしを与えてくれる。いってみれば「縁の下の力持ち」だ。税金の支えが無くなればその上にある私たちの暮らしはバランスを失い倒れてしまう。
 わたしたちが支払う税金。それが多くの人の手助けになる。そして自分も気づかないうちにいろんな人に支えられている。 お互いに助け合うこと。それが「税金」なのだ。
 手の中にあるレシートの「税」の文字が今、わたしにはもうもったいない物には映らなかった。
税に支えられて
 私は今中学生で、教育をうける義務があります。私は毎日学校へ通っていますが、今まではそれを当たり前のことにしか思っていませんでした。しかし、校舎を建てるための費用や先生の給料など、私たちが学校で学ぶためにかかっている様々なお金がどうやって出来ているのか、ということを疑問に思い、それが税によって支えられていると知って、はじめて自分たちの暮らしと税との関係を知りました。
 税金は、以前は農民など身分の低い者が苦労して支払うものでした。この頃の税金は、支払った者に税を納めた見返りが返ってくるわけではなく、ただただつらい思いをして負担する苦しいだけのものでした。だから、もし学問をしたいと思っても、重い税金を納めるために働き続けなければならなくて、自分の自由な時間はなかったと思います。
 今は違います。以前は苦しい年貢に支配されて生活は貧しく、自分のやりたいこともできなかったのですが、今は税金のおかげで学ぶことができるのです。税金が私たちのやりたいことを後押ししてくれるのです。それはなぜかというと、きっと税の使い道が変わったからだと思います。憲法には「国民は法の下に平等であり・・・」とあります。税が昔のように限られた人のために使われるのではなく、国民に平等に使われるようになったためだと思います。それは憲法で保障されていることであり、そのために学校が建てられたりしています。それだけでなく、安全に快適に暮らす権利のためにゴミ収集が行われ、消防、警察などの公共サービスがあります。日々私達の権利を守ってくれている、そういった施設、サービスも税金でまかなわれているのです。
 私たち一人一人にも、教育資金としてたくさんのお金がかかっています。小学校入学から高校卒業までに、なんと生徒一人あたり、約一千万円もの税金が使われているそうです。その他にも、親が出す費用として、一千万円以上ものお金が使われています。合計で二千万円以上のお金が私たち一人一人にかけられているのです。
 私たちはまだ税金を納める立場ではありません、税金をつかう立場です。
 それでも、私たちに出来ることはあるはずです。今の私たちに出来ること、それは税金をよく活用することだと思います。私は、「自分はきちんと学生生活を送れているだろうか」と不安になりました。両親達が自分のために、それだけの費用をかけてくれたんだ、という自覚を持たなければいけないと思いました。
ひとりひとりが日本代表
 四年に一度のサッカーワールドカップ。私は日本代表を応援していました。
 日本代表は無事予選を通過し、ドイツの本大会に出場できることになりました。やはり日本人として、日本が勝つと嬉しいし、負けると悔しいものです。
 私たちはふだん、自分が日本人だとは特別に意識せずに暮らしていますが、このようなイベントがあると日本人であることを強く意識します。たまに国会中継を目にしても、自分とは関係のない遠い世界のことに思えてしまいます。日本国民であるといっても、自分が日本という国に参加しているという意識を持つことはなかなかありません。サッカーを応援するように、自分が日本のために何かをしている実感を持って何かをすることは少ないです。
しかし、本当に私たちが日本のために役立つ機会はないのでしょうか。
 私たちにはまだ選挙権もないし、仕事をして社会に貢献することもありません。未成年で、学生という立場で、社会のために何かできることはないのでしょうか。
私は、今回税金について調べてみて、税金を納めることこそが私たちが暮らしている日本に自分が参加できる方法なのだと思いました。
税金を支払うことは国民みんなの義務であり、納税は国民全員の仕事です。私達一人一人から少しずつ集められた税金が、国を動かし、支える力となるのです。そして、支払われた税金は、さまざまな形で私達に返ってきます。国民が税金によって国を支え、国も税金によって私達の生活を支えている。税金は日本の社会や私たちの生活の土台となり、日本を作る力になっているのだと思います。
 私たちが払うことのできる税金は、消費税だけです。支払うお金も、親が働いて作ったお金です。今、私たちにできることは、税金によって作られた学校で学ぶことです。私たちが学校で友達としゃべり、ただ遊ぶだけでは、せっかくの学校が無駄になってしまいます。
 サッカーでいえば、私たちはまだ試合に出ることはない控えの選手です。日本代表として最前線で戦っているのは、私たちの親など、大人の世代の人たちです。しかし、私たちも日本というチームの一員であることに変わりはありません。自分たちも日本を作っているメンバーなのだという自覚を持ってゆきたいと思います。
 いつか自分たちがこの国を支えてゆくときのために、社会のことや税金について、認識を深めていかなければならないと思います。
パクリ(*`д´)b OK!
上にのせた作文はすべて盗作してもらってまったくオッケーですが、
学校の先生にばれないように多少は文章を変えたほうがいいと思います。
できれば、部分をちょこちょこと盗んで、それをつなぎ合わせて、
自分で作文をこしらえてください。
ファイトーー!( ゜ロ゜)乂(゜ロ゜ )イッパーーツ!!
おしまい
さいごに
 ひとまず、作文の基本的なところまでまとまてみました。
  ほかにもセコい技はいろいろとあるのですが、
  ひとまずは、ここまで。 (*- -)(*_ _)ペコリt
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